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ちよっとしたご縁で知り合いになった方が4月から保育園を開設〈再開)されました   
とても素敵な方でシュタイナー教育に取り組んでいらっしゃる先生です。

スタッフの手が夏休みなどで足りなくなるとのことで、たった三日(半日づつ)ですがお手伝いに行きました。
私には、保育園は、初めての経験で子どもが小さくなればなるほど指導者には、体力!!が必要なのだな~というのが最初の単純な感想です

お邪魔した三日共、いつも大きなマントを着けている男児がいました
園には、遊び道具の中のひとつに様々な大きさの布が何枚も用意されていました。
男児のマントは、その布の中の一枚です。
とても優しいガーゼのような風合いで柔らかな藍色の大きな布・・・
それを保育者に巻いてもらうのです。

最後の三日目、私にも慣れてくれたのでしょう
「着けて!!」と、いつものお気に入りの布を持って来ました♪

男児の身長に合わせて引きずると危ないな!と、機転を利かせて短めに巻くと・・・
男児は、首を横に振ります・・・
ふう~むでは、もう少しだけ長く・・・
まだダメみたい・・・
男児の思いの長さを聞きながら巻くと大満足

彼なりのお気に入りの長さがあるのです
これをこだわりがあると表現することもできます・・・
確かに私と彼とでマントの長さの調節に何度もやり取りがありました。

大人の世界では、昔、コーヒーのコマーシャルで“違いのわかる男”ダバダ~♪♪♪なんていうのもあって、
こだわりという言葉は、ある種の特化された個性のあるというイメージとなりました。

一方、自閉症などの勉強をされたお母様から
「?なんか・・・この子こだわりが強くて・・・大丈夫でしょうか?」などと質問されることがあります。
情報が沢山あるのも時として考えもの・・・かな・・・?

個性豊かな子ども!素晴らしいです
だけど、親が少々苦心する子どもの個性は、こだわりでしょうか・・・

思い通りのお気に入りの長さになったマントを身に着けた男児をしばらく観察していると
走るのです・・・そして、少しスピードを緩め走りながら自分の後ろに微かになびくマントを確認します
それはそれは・・・満足気な幸せの表情です

大人になった彼は、
「そういえば僕・・・いつも保育園でマントを着けて走っていたんだよなあ~」なんて楽しく園を思い出すのかなあ~・・・
それなら素敵だなあ~・・・
自分流のお気に入りの!こだわりのマントの長さ〈大人と長さを譲歩して)・・・
こんな何気ないことですが・・・
いつしか子どもの人格形成の土台のひとつになるのかもしれません・・・

子どものお気に入りにもこだわりにもじっくり腰をすえて付き合う
そういう時間や心の余裕・・・大人は、忘れそうになるけれど・・・
忘れないでくださいね・・・

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